中村初恵の主な音楽歴
5歳より「鈴木メソッド才能教育」でピアノを始める。 東京音楽大学声楽科卒業。 (財)日本オペラ振興会オペラ歌手育成部マスタークラスを修了。2002年 モーツァルト『レクイエム』にてソリストデビュー
ドイツ・レーゲンスブルグより来日の男声合唱団「レナーアンサンブル」と共演。(指揮:久保田洋氏)
2003年 ロシア国立マリインスキー劇場(旧キーロフ劇場)専属研修生
ロシア国立マリインスキー劇場のオーディションに現地にて合格。2004年より2年間の契約でロシア/サンクト・ペテルブルグへ渡り、マリインスキー劇場においてオペラ、ロシア歌、宗教曲などを中心に声楽、演技、ダンスや朗読など舞台について2年間半の研鑽を積む。
2004年・2005年マリインスキー劇場在籍中の国際コンクール受賞など
「エレーナ・オブラスツォワ国際オペラコンクール」
「リムスキー=コルサコフ国際声楽コンクール」
の両、国際コンクールにて受賞。
サンクトペテルブルグ市芸術財団より「我が街の音楽家」賞を授与。
フィンランドで開催「オペラアカデミー」にマリインスキー劇場の選抜メンバーとして2年連続参加。ディプロマを取得。ウィーン宮廷歌手ウラジーミル・アトランタフ氏らの推薦を受け、ロシア国内だけでなくフィンランドでも多数のコンサートに出演。
2005年 チャイコフスキーオペラ「イオランタ」にロシア人歌手と出演。
武蔵野文化会館主催チャイコフスキー作曲オペラ「イオランタ」ではロシア人歌手と出演。
2006年 国際交流基金助成事業「国際日本文化週間inキエフ」出演。2006年 全日本音楽家協会主催「第2回名演奏家オーディション」最優秀賞(第2位不在)。
2007年7月:オーケストラ「ダヴァーイ」第1回定期公演にソロ出演。
グリエール作曲「コロラトゥーラソプラノと管弦楽の協奏曲」を演奏。(ヴォカリーズによるコロラトゥーラソプラノとオーケストラのためのコンチェルト)
2007・2008年 東京室内歌劇場のオペラに多数出演。(世界初演を含む)
2008年 1st.リサイタル「歌-祈り」横浜みなとみらいホールにて開催
2009年・2010年 ロシア文化フェスティバル IN JAPANに出演。
日ロ文化交流の主要イベントでである「ロシア文化フェスティバル in JAPAN」に2年間出演。 (ロシア文化フェスティバル日本組織委員長=元首相羽田孜氏。ロシア連邦外務省など主催)
2010年 東京文化会館小ホールにてリサイタル開催。(東京労音主催)
1st.ソロCD【~Песня-Молитва~ 歌-祈り】リリース。
(下に詳細)
現在、日本を中心に活動。日本歌曲、ロシア歌曲をはじめとする歌曲、 オペラ、レクイエム、バッハやモーツァルトなど宗教曲、ミュージカルなど幅広いレパートリーと豊かな表現力、演技力を持つ。ロシア歌曲の詩訳や執筆にも力を注ぎ、自身のCDでも翻訳を務める。また、学生の頃より施設・病院などで数多く演奏した経験より、現在チャリティーコンサート『星々の祈り』公演の企画や、チャリティーTシャツ『はにゃT』をプロデュース。積極的な活動を続けている。
東京室内歌劇場会員。全日本演奏家協会会員。
NPO法人ロシア音楽振興協会「ヘラルドの会」会員。
埼玉県彩の国アーティストボランティアバンク会員。
国際コンクール受賞歴
*『第6回国際リムスキー=コルサコフ オペラコンクール』
「リムスキー=コルサコフ特別賞」受賞。(現地にてTV放映、新聞掲)
*『第4回 国際オヴラスツォワ コンクール』において優秀歌唱賞。
開催地であるサンクト・ペテルブルグ市の芸術財団により
「私達の街の音楽家」の賞を与えられた。(現地にてTV放映)
ほか、受賞歴
*「第2回名演奏家オーディション」『最優秀賞』受賞(優秀賞不在)。全日本演奏家協会主催。 審査員より「異色の才能」との評価を得た。
今年2010年、CDデビュー
中村初恵1st.ソロアルバム【~Песня-Молитва~ 歌-祈り】
『中村初恵ソプラノ・リサイタル』~リサイタルライブ録音~
2010年9月1日CDデビュー 価格¥2100(税込)
プラネティレーベルにて発売中。
販売・発売元:プラネット・ワイ
〜販売店舗などの情報〜
山野楽器銀座本店・大宮そごう店・浦和コルソ店
YAMAHA銀座店などの店舗、ほか、
Amazon、HMVなど、インターネット上にて発売中。
リサイタル
2010年7月14日 【高みから舞う風のように】東京文化会館小ホール
主催:東京労音 マネージメント:(有)プラネット・ワイ 協力:久米繊維工業株式会社 後援:ロシア連邦大使館・ロシア連邦協力庁 日本対外文化協会・中村初恵後援会
2010年4月17日 2nd.リサイタル【歌‐祈り】墨田トリフォニー小ホール
主催:中村初恵リサイタル事務局 後援:ロシア連邦大使館・ロシア連邦協力庁 日本対外文化協会・中村初恵後援会 協力:久米繊維工業株式会社
2009年12月19日【星々の祈り Vol.2】ティアラ江東小ホール
主催:中村初恵リサイタル事務局 後援:ロシア連邦大使館・ロシア連邦協力庁 日本対外文化協会・中村初恵後援会
2008年12月19日 1st.リサイタル【歌‐祈り】 横浜みなとみらい小ホール
~リムスキー=コルサコフ没後100年にちなんで~ 主催:フロレスタン・中村初恵リサイタル事務局 協賛:郵船トラベル株式会社 後援:ロシア連邦大使館・ロシア連邦協力庁 日本対外文化協会・東京室内歌劇場
ロシア文化フェスティバル IN JAPANへの出演
ロシア文化フェスティバル主催:ロシア連邦外務省 ロシア連邦文化マスコミ省・ロシア文化フェスティバル組織委員会 (日本組織委員長:羽田孜 (前:鳩山由紀夫) )
2010年6月 【グレゴリー・セドフピッコロバイオリンリサイタル】出演
YAMAHAホールにて開催。(このコンサートには、皇后様もお見えになりました。)
2009年7月 【元大使パノフ写真展】オープニングパーティーに出演
日露外務省や大使館などが出席のオープニングパーティにて、 ロシア歌曲を演奏。
書籍掲載
書籍『みんなの未来の仕事』<学習研究社より2008年出版>(小中学生対象/定価¥2835)
<声楽家>職業の項目に、中村初恵の写真、コメントが掲載中です。
レコーディング・TV出演
* 一条ゆかり原作コミック「プライド」が金子修介監督により映画化。* 全国公開にて、主人公のオペラ歌唱を担当。
* 竹浪明監督映画「のら暦」主題歌や挿入歌を演奏。現在DVD発売中。
* JRA(日本中央競馬会)50周年記念ビデオにて歌の出演。
* 2010年6月J:COMの生放送番組『つながるセブン』に生放送出演。
小倉淳さん司会の全国ネット生放送の番組。
* 2008年12月6日(木) フジテレビ 午前9時55分~11時25分
「ハピふる」の<益田由美のとうきょう歩き>にて演奏が放映。
奨学金
NPO法人ロシア音楽振興協会「ヘラルドの会」より奨学金を授与された。演奏した主なホール
ロシア:マリインスキー劇場・マリインスキー劇場内ベールイホール・ エルミタージュ劇場・サンクトペテルブルグフィルハーモニー大ホール フィンランド:マルッティ・タルヴェラ・コンサートホール 日本:東京文化会館小ホール・日比谷公会堂・YAMAHAホール・ 紀尾井ホール・横浜みなとみらい小ホール・上野奏楽堂・武蔵野文化会館 墨田トリフォニーホール・風のホール・杉並公会堂大ホール・ ルーテル市ヶ谷 など、ほか多数。2008年までのコンサート出演歴
2008年以降の出演はConcert【Concert】に 詳しく書いています。そちらをご覧ください。2002年:モーツァルト「レクイエム」ソプラノソロでソリストデビュー。
ドイツより来日した男声合唱団レナーアンサンブルと共演。
2003年〜
アンサンブル「光のオルガン」のチャリティコンサートにソリスト出演。浦安文化センター大ホールでのモーツァルト「ファイガロの結婚」スザンナ役、"コーヒーカンタータ"公演のリースヒェン役では、脚本/演出も務めた。ほか、ルーテル東京池袋教会にてバッハ"カンタータ"(ソロカンタータ含む)など宗教音楽の演奏を続けてた。
2004年/2005年夏:「国際オペラ・サマーアカデミー」参加
「国際サマーアカデミーin フィンランド」に、 ロシア国立マリインスキー劇場の選抜メンバーとして2年連続で参加。ディプロマを取得。同時に、フィンランドにて数多くのコンサートに出演。また、ウラジーミル・アトラントフ氏(ウィーン宮廷歌手)より推薦を受け、多数のコンサートで演奏。オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」、「リゴレット」に出演(抜粋)。ほか、日本歌曲、ロシア歌曲を初め、ロシアオペラ「雪娘」より雪娘のアリア、「皇帝の花嫁」よりマルファのアリア、イタリアオペラ「ドン・パスクアーレ」、「ランメルモールのルチア」、「椿姫」からアリアなども演奏。現地TVや新聞などで、演奏会の様子が放送された。
2006年:国際文化交流基金の事業『国際日本文化週間 in キエフ』出演
ウクライナの首都キエフで演奏。様々なジャンルの専門家が出演し、ウクライナの人々と交流しながら日本の文化を伝えた。現地TV、新聞などで大きく報じられた。
2006年4月:オペラシティにてロシア歌曲を演奏。(全日本演奏家協会主催)2006年7月:"Tシャツアート展"チャリティーコンサートに出演(womens Support Net主催)
womens Support Net主催「STOP DV 第1回Tシャツアート展」において、チャリティーリサイタルコンサートを開催。毎年、日本財団ビル内で開催される様々な社会問題へのチャリティーを目的としたアートイベントにおいて、4年間連続でチャリティーコンサートを開催。
2006年12月:モーツァルト生誕250年記念コンサート出演
モーツァルト「レクイエム」ソプラノソロ出演。 和光市民文化センター サンアゼリア大ホール(他、ロシアのクリスマスキャロルを演奏)
2006年12月:西東京フィルクリスマスコンサートにソロ出演
オペラ「椿姫」、「ボエーム」よりアリア、「椿姫」より"乾杯の歌"の重唱などを演奏。(指揮:草川正憲)
2007年3月:初めてのロシア歌曲を中心としたミニリサイタル出演。
日本財団主催公演リサイタル「音楽は春風にのって」に出演。他、ウクライナ文化協会での演奏や日本文化週間などにて演奏。
2007年7月:「コロラトゥーラソプラノと管弦楽のための協奏曲」演奏
オーケストラ「ダヴァーイ」第1回定期公演にソロ出演。
グリエール「コロラトゥーラソプラノと管弦楽のための協奏曲」
リムスキー=コルサコフ オペラ「雪娘」より“雪娘のアリア”を演奏。
<下をクリックして頂きますと、演奏をご試聴頂けます。>
http://www.myspace.com/hatsueart
「フィガロの結婚」のスザンナ、「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ、「ヘンゼルとグレーテル」の露の精、松井和彦作曲のオペラ「笠地蔵」 改訂版初演では、地蔵役で3回公演に出演。 「リゴレット」ジルダ,「カプレーティとモンテッキ」ジュリエッタ、「ファルスタッフ」ナンネッタ(抜粋)、「コジ・ファン・トゥッテ」 デスピーナ(抜粋)等出演。
「オペラ座の怪人」のクリスティーヌ役でも出演(抜粋)。レパートリーのひとつである。 ほか、イタリアのマロスティカ城にて演奏会に出演。オペラアリアやオペラアンサンブルを演奏。
師事した先生
声楽を持田篤、中澤桂、小泉惠子、小川順子、
山本真由美、鈴木健二の諸氏に師事。宗教曲を佐々木正利、ロシア音楽をラリッサ・ゲルギエワ(ピアニスト・マリインスキー劇場プロデューサー、メトロポリタン劇場客演コレペティトゥーア)、アナトーリ・ヴァシーリエフ(元リガ国立歌劇場ソリスト)グライル・ハネダニアン(メトロポリタン劇場・ミラノスカラ座ソリスト)に、イタリアオペラ・フランスオペラ、ロシア歌曲をウィーン宮廷歌手ウラジーミル・アトランタフ、コンスタンツィン・プルシニコフ、マリア・クレーヴァ、マーティ・パルム、グスタフ・デュフサバッカ(フィンランド/シベリウスアカデミー学長)の 諸氏に師事。
また、世界的歌手イレーナ・コトルバシュやエレーナ・オブラスツォワからも指導を得た。
ロシア歌曲訳詩・作詩・その他
◆ ロシア歌曲の詩訳 ◆
ロシア歌曲ロシア歌曲を翻訳し、演奏。翻訳した歌曲の数は、数十曲にのぼる。日本でロシア歌曲が演奏される機会は決して多くはないが、ロシア歌曲の持つ美しさ、音楽の豊かさや透明感、言葉の美しさ、スラブの歴史を感じさせる深さ...自分の演奏を通して少しずつ多くの人に触れてもらえたらと願っています。
◆ ロシア語通訳 ◆
ロシア語を通訳、翻訳を務める。ショスタコーヴィッチ作曲のオラトリオ「森の歌」翻訳。ウクライナ文化協会のイベントでの通訳を務めた。
◆ 声質 ◆
声質はリリコ・コロラトゥーラ。
高音のPP (ピアニシモ)を得意とする。伸びやかな声質。
宗教曲、ミュージカル音楽も声に合うため、現在も研鑽を積んでいる。
◆ 作詩 ◆
高校生の頃より詩を書いている。自然、命、愛をテーマにしたものが多い。数多くの詩が部屋で眠っているが、曲にしたいと考えているものもあるため、作曲家の方からの応募も募集しています。