故郷からのメッセージ♪中村初惠3rd.リサイタル11・25に開催!
日本が生みロシアが育てた歌の精、中村初惠(愛称:ハーニャチカ)のソプラノリサイタル『歌-祈り』が、2011年11月25日(金)19:15より、杉並公会堂ホールにて開催されます。自らの苦難を乗り越え(wiki参照)、国際コンクールを多数受賞、世界で5本の指に入る一流歌劇場"マリインスキー劇場"で研鑽を積んだ彼女が、今年はチャリティーコンサートを3回主催、被災地でも演奏を重ねました。混迷する日本、混沌とした世界にとって大切なものを思い出させてくれる、心が温まり勇気がわくコンサート、『故郷からのメッセージ』、いよいよ開催間近です!
~Soprano♪中村初惠youtube一覧~(一部抜粋)
岩手県宮古市製氷工場前の埠頭 2011/5/27 被災地宮古市の300名の行方不明者が眠る宮古埠頭で倒壊した製氷工場を背に、カッチーニ作曲の「アヴェ・マリア」を演奏。演奏とともに次第に雨が強くなり、雨の涙が降り注ぎました。 |
1st.リサイタル@横浜みなとみらいホール 2008/12/19 記念すべき1st.リサイタル。日本初演のロシア歌曲を好演。 左の演奏は、今や彼女のテーマ曲となりつつあるロシア歌曲「風ではない、高みから舞う風のように」。初めて聴く人にも優しく響く不思議な曲。 |
1st.リサイタル@横浜みなとみらいホール 2008/12/19 投稿開始からわずかな期間で、アクセス数1万を突破!「オペラ座の怪人」より”Think of me”。 米国人歌手の推薦を受けて数回にわたり抜粋公演をしている作品。ピュアなクリスティーヌ役は中村初恵のハマリ役。このリサイタルは日本郵船トラベル㈱の協賛を得て開催され、満員御礼のコンサートとなった。 |
みつとみ俊郎レクチュア&コンサート@東京文化会館
2011/9/30 東京労音主催により開催。作曲家・フルーティスト、著書も多数のみつとみ俊郎さんの推薦もあり、ゲスト出演。 コンサートのダイジェスト版をメドレーにして3分にまとめました 「踊り明かせたら」では、ブラボーの大声援に応える彼女の表情にも注目して下さい。 |
2nd.リサイタル@東京文化会館
2010/7/14 亡くなったお父さんの「希望を持っていきなさい」という言葉を思い出す、とても暖かい日本歌曲です。リクエストが多く、リサイタルでは必ず歌う一曲です。 |
2nd.リサイタル@東京文化会館
2011/7/14 オペラ歌手が必ずリクエストされるオペラ「ジャンニ・スキッキ」より”私の愛しいお父さん”。表現しながらも、コントロールされたビブラートとホールに美しく響き渡る本格的な歌声です。 |
~Soprano♪中村初惠アルバム~(concert日記より抜粋)
画像をクリックすると各記事にジャンプいたします。ロシア外務省お墨付きのリサイタルは日本人初の快挙 日露交流の要である「ロシア文化フェスティバルIN JAPAN」(ロシア外務省など主催)に三年間連続出演中。11月25日のリサイタルでは、若手でありながら日本人の音楽家として初の公式エントリー。日本組織委員会より協賛を得て、今後の日露関係に明るい光をともすことになるだろう。
国際コンクール多数受賞、ロシアで受賞の様子や演奏など大々的に放送され話題となる 2003年、世界5大歌劇場の一つロシア国立マリインスキー劇場専属研修生のオーディション合格、3年近く研鑽を積む。2004年「リムスキーコルサコフ国際オペラコンクール」ディプロマ及び、リムスキーコルサコフ特別賞受賞。サンクト・ペテルブルグ市芸術財団より「我が街の音楽家」の称号授与ほか。
全世界で通用する歌声 3000名のホールでも「ピアニシモまで響き渡る声」ゲルギエワ女史(指揮者ゲルギエフの姉で、メトロポリタンオペラなど世界各地のオペラハウスで指導)の弟子として指導を受け、推薦されるほどに実力は高く、日本語の美しさ、とくに、高音のピアニシモは絶品。
病気に負けず、学生時代からのボランティア演奏活動 中学2年生の頃、薬の副作用により病気を患い、通院。3年間学校にまともに通えない苦しい時期を過ごす。家族と音楽が支えだった。ある日の合唱ソロをきっかけに先生から推薦を受け音大を志す。学生時代より老人ホーム、病院などでボランティア演奏を参加・企画。音楽が生む奇跡を感じてきた。
都内でコンサートを重ね、被災地での演奏が起こした奇跡 ロシアから帰国後4年に亘り「歌ー祈り」をテーマに都内各所で勢力的にクラシックを超えたコンサートを開催。東日本大震災後、300名が犠牲となった宮古市埠頭で「アヴェ・マリア」を演奏。歌とともに雨が涙の如く強くなっていく映像が納められた。宮古・釜石・気仙沼・陸前高田市避難所での演奏は一日50曲以上。声が擦れることはなく、被災者に笑顔と涙をもたらした。「少女から貰った似顔絵が宝物」と語る。
被災地への想い…「故郷からのメッセージ」がテーマの3rd.リサイタル・11/25! 2011年サントリーホールでの演奏で大好評だった中村初恵オリジナル「アヴェマリア」(カッチーニ原曲・野頭諒編曲)を演奏します。被災地での演奏活動の写真も展示します。実力派のゲストとの共演や、本人デザインのチャリTシャツ「はにゃT」販売など魅力満載です。詳しくは、informationまで!
マルチリンガル、卓越した演技力で、ディズニーなどはまり役 ロシア語と共に、多言語(英、仏、伊、独、ハンガリー、チェコ)の幅広い歌を歌いこなし、柔軟な演技力、自由な発想での演出や彼女のキャラクターも魅力。シリアス~コメディまで様々な役をこなす。
東日本大震災チャリティーコンサートを呼びかけ「星々の音楽隊」発足 彼女の呼びかけに総勢50名超のプロアーティストが集結。4/245/36/12に都内各所で開催。プログラム、チラシ、舞台進行表など自ら制作。声楽家、Vn.・Fl.・Pf. ・アコーディオン、落語家、俳優、ケーナ&アルパ、合唱団等、多種多彩、幅広い年齢の出演者による舞台を見事にまとめた。
文章力にも非凡な才能 当ホームページ、メールマガジン、Twitter、twilog、mixi、MySpace、Facebookや、後援会発行の中村初恵会報誌(別紙「ハーニャチカ」)での歌曲の詩をテーマにしたエッセイ執筆やロシア歌曲の詩翻訳など、全て彼女自身で行う。
東日本大震災より2ヶ月後、中村初恵さんは被災地へ行きました。『愛とヒューマンのコンサート』(代表:今野強さん)により被災地での演奏のお話があった際、「若い女性が行っても大丈夫だろうか?」と非常に心配されていました。
実際、被災地で演奏中には気丈に振舞っていた中村初恵さんでしたが、車での移動中、目前に広がる凄惨たる光景を目の当たりにして堪えきれず子どものように泣いていたのが印象的でした。数分後、さらに避難所で演奏を控えていた彼女は「少しでも音楽が心の助けになれば」との一身で、涙するのをこらえて、必死に被災地で演奏した。歌いながら被災者一人一人の方と心の会話を交わし、子ども達と「アルプス一万尺」を、皆さんと歌った「カチューシャ」・・・、その音楽は非常に純粋なものに感じました。
演奏後には必ず被災者の方と会話をした。「ようやく泣けました」「地震後初めて歌を歌いました」「あなたが元気で歌ってくれるから、私も元気をもらえるんです」・・・。そんな人々の想いを胸に『故郷のメッセージ』をテーマに、約1年ぶりのリサイタルを開催します。
私たちが応援するSoprano♪中村初惠は、歌の技術や声の美しさだけでなく、ハートがあったか(真面目で一本気な所がありますが※twitter参照)、日本が誇れる最高の演奏家です。
ぜひ、聴きにいらしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後ともSoprano♪中村初惠へのご声援、よろしくお願いいたします。
ソプラノ♪中村初惠後援会