2010年猛暑中なお見舞い申し上げます!
親愛なる皆さま
いよいよ夏真っ盛り!
夏生まれの私にとって、夏は何だかワクワクする季節。
・・・のはずでしたが・・今年はとてつもない猛暑;;
毎日お外を長く歩けないほどの熱さに見舞われていますね。
皆様、夏バテ・熱さバテはされていませんか?
7月14日、この日、久しぶりに降り注ぐ太陽の陽射しの下、
東京文化会館での1st.リサイタルのリハーサルに
向かっていました。
母の誕生日の前日。このリサイタルが決まった時、
母へのプレゼントにしたいと心から喜んだ私でしたが、
イザリサイタルともなると、
母は私の本番に向けてきっと心配ばかり増えて、
もしかしたら母は、お誕生日どころではなかった
かも知れません☆
・・・親の心、子知らず?! その逆もあるかも知れません♪ ナンテ!! (笑)
夏、太陽、水、海、プール、川、山、緑、向日葵、
夕立、台風、入道雲、ヘチマ(小学校の時育てましたね!!)、
浴衣、かき氷、スイカ、そうめん、お祭り、花火大会♪
・・・夏休みに入ると、子どもたちの笑顔も
いつもに増して、キラキラしてみえますね。
富士山に登頂したのも、8月の暑い夏の日のことでした。
眩しくて明るい夏。
けれど同時に、8月に入ると、毎年レクイエムを歌いたくなります。
私がこうして今HPにリサイタルやコンサートについて
書くことができるのは、私がこの世に生まれ、音楽に携わり、
音楽と言う目に見えない素敵なものを通じて
いただいたたくさんのご縁があってこそでした。
もちろん、音楽以外の素敵なご縁もありました。
そんな私は6歳でピアノを始めてからずっと、
音楽に触れてきたように思います。それが私でした。
長い長い歴史の中で歴史と共に培われ、深まり、
変化を遂げてきた音楽ですが、
音楽の中でも『レクイエム(鎮魂歌)』は、
非常に特別に大きな意味を持つ存在だと感じます。
【歌-祈り】。歌は祈り。人は祈り、歌うのだ。
人は生きている限り、死と向き合わなければならない。
それがどんな形でも、誰か大切な人の死と向き合う時、
命と向き合う時、人は祈るように思うのです。
その祈りの相手が誰なのか、どこなのかは人それぞれ
なのでしょうけれど ・・・☆ミ
8月には私が体験したことのない戦争の大きな日が2つ、
そしてその戦いが終わった日もありますね。
どうしても夏になると毎年、レクイエムを歌いたくなります。
今年の夏は燃えるような熱い熱い夏になりそうです。
今年の夏も、笑顔ではしゃぐ子供たちの姿がいっぱい♪
人の命の炎はいつか尽きるかもしれないけれど、
大切な人の魂の炎は、どこかで燃え続けていることを信じて・・・
ずっと笑顔の夏が続くことを願って ・・・☆ミ
皆さま、お身体どうぞご自愛くださいね。
Soprano♪中村初恵より、猛暑中なお見舞いなのでした♪