祈りをこめて、被災地へ <1>
2011年5月27日~29日、「愛とヒューマンのコンサート」の
コーディネートの元、東日本大震災の被災地となった
宮古市、釜石市へ行って参りました。
音楽家として、歌手として、一人の人として、
何ができるのか不安を抱えたまま、現地に入りました。
一日目は夜中に仙台へ★二日目は朝9:00に宮古市へ★
三日目は朝9:00に釜石市、18:00頃に新花巻駅より新幹線で帰宅。
この旅では、アコーディオン:伊藤恵子さんと共に
7か所の避難所、野外や市役所など10回、全80曲ほどを演奏。
被災地の方と目と音楽で会話をしながらひた歌いました。
疲れ切っているはずの声も身体も、私の気持ちや
現地の方の願いに応えてくれて、声は枯れませんでした。
避難所の皆さんは、涙を流しながら、語りかけて下さりながら
私たちの演奏を一生懸命に聴いてくださいました★
音楽のもつエネルギーに私自身が驚かされました。
実際に海辺や街を見て、人々の生活に少しだけ触れ、
大きな衝撃を受けました。復興までの長い道のりを感じました。
7月8日~10日まで、再び被災地での演奏に行って参ります☆
今回は大槌町、陸前高田市。そして気仙沼市です。
阪神淡路大震災からこの活動をつづけていらっしゃる
「愛とヒューマンのコンサート」コーディネーターの
今野強さん、今野和子さん、そして現地のみなさん、
本当に貴重な経験をありがとうございます。そして、
被災地の皆さま、お目にかかれることを楽しみに伺います。
<続き>より写真をご覧ください。ご同行された
応援者でありジャーナリストの桐生達夫さん撮影の
被災地・避難所での演奏の様子を"被災地の記憶″
として残したいと思います。
千枚近くあるいっぱいの写真の中から抜粋しました★
多すぎてサイズ変更も少し難しいので、少しずつUPしていきます。
■被災地の街の様子も少々交えて掲載させていただきます■
まずは、現地の方にお願いする形で、未だ300人が行方不明という
海の埠頭で演奏させてていただいた「鎮魂、祈りの演奏」を
同行下さった方がデジカメで撮影されたものを下さいましたので
こちらにご紹介いたします。
雨が次第に強くなり、被災地の方々の涙のように思えました。
http://www.youtube.com/watch?v=PITCzDKNWRw
■5月28日 仙台から宮古市役所へ
案内して下さった職員の方、今野さんご夫妻、伊藤さん&私
埼玉で栽培されている花束をお渡しした宮古市長さんを中央に☆
★次の移動先:鎮魂・祈りの演奏をさせていただいた
「静まり返った漁港の埠頭」。
★次の移動先:おいしいお昼を作って下さった民商さんへ お礼に演奏させていただきました。
(作ってくださった豪華なお昼の写真がありませんでした!!
桐生さんは美味しいお食事に夢中だったようです♪)
元気いっぱいのワンちゃんたち♪
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★次の移動先:ひとつ目の避難所
皆さんご一緒に"ふるさと"を歌ってくださっています☆
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★次の移動先:ふたつ目の避難所
皆さんの中に入って歌わせていただきました☆
(2011年07月07日) | Twitterでつぶやく |
コメント一覧
ニュースではなく、このように実際に行かれた様子を目の当たりにすると、本当に厳しい現実がそこにあるのだとひしひしと伝わってきます。
皆様の心の支えになる演奏ができて本当に良かったですね。