桐生達夫さん出版記念パーティー@霞ヶ関ビル
よく晴れた2月16日(水)の夜、
東京タワーがひと際美しく光を放つ。
霞ヶ関ビル35Fにある東海大学校友会館では、
最高の夜景をバックに東海教育研究所主催、
桐生達夫さん著「極楽トンボのノルウェー紀行」出版パーティーに
ご招待いただいた。この日のお客様は60名ほど☆
賑やかな、そしてとても和やかなパーティーとなった。
私の応援団の団長で、後援会「ハーニャチカ」の会長さんでも
ある桐生達夫さんを、私は"きりこんお父さん"と呼んでいる。
桐生さんは、執筆家でもあり、その本の中では
「もしや音楽家・・・音楽評論家では!?」と思うような
インテリジェンス溢れる一面を知ることができて感動した。
プライベートでは、
ご夫婦で毎晩宴会をするほど仲良しの暖かい旦那様であり、
私の前世のお父さんでもある。
・・・時に人から"パトロン"とか"恋人"なんて聴かれるけれど、
この際ハッキリ言っておこう。
桐生さんは、お父さんと言っても、"パパ"ではない。
私の父と同じ歳。まさしくお父さんのような存在なのだ。
そんな"きりこんお父さん"の記念すべき出版パーティーで、
私は拙いけれど心だけは籠もった
歌のプレゼントをお贈りすることにした☆
photo:AkiraTakenami
3曲目「マイ・フェア・レディー」より"踊り明かそう"@歌のプレゼント
♪♪ 主役の桐生達夫さんをお連れして、ダンスダンス ♪♪
ご一緒にアコーディオンで演奏してくださったのは、伊藤恵子さん☆
サプライズで演奏したかったのだが、進行の問題もあって
きりこんお父さんに、私が"歌のプレゼント"のことを
ちょこっとお話すると、伊藤さんのアコーディオンも聴きたいご様子☆
たしかに、ア・カペラだとなんだか寂しい気もする…
急遽ご一緒してくださった伊藤さん、本当にありがとうございました♪
photo:AkiraTakenami
1曲目はAve Maria by Caccini
2曲目は歌劇「ペールギュント」より"ソルヴェイグの歌" by Grieg
3曲目は「My Fair Lady」より"I could have danced all night"
(参考演奏 )
All Photo:AkiraTakanami
(桐生さんの隣にいらっしゃるご婦人は奥様の桐生幸子さん☆)
2曲目に歌ったグリーグ作曲"ソルヴェイグの歌"の演奏は2回目だった☆
初めての時はオーケストラとの演奏だったが、
その時にも、私は原語ノルウェー語で歌った。
それは、桐生さんからのご推薦があったからだった。
ご出版された著書の中には、ノルウェーのことはもちろん
"グリーグ"という作曲家についても多く触れられている。
そう、桐生さんはグリーグの大ファン!!
"ソルヴェイグの歌"は、恋人をひた待ち続けるソルヴェイグが、
"冬が過ぎて、また冬が過ぎ、そして時が過ぎていく…、
けれど私は信じて待ちます。あぁ・・・" (詞訳は下へ)
という内容の、切ない曲。
一般的にドイツ語で演奏される"ソルヴェイグの歌"だが、
やはり言葉の響き、流れ、抑揚が、原語には適わない。
音楽と美しく、どこか憂いと情熱を持って流れていくのを感じる。
桐生さんのノルウェー好き、音楽好きのお陰で、
私は「ノルウェー語で"ソルヴェイグの歌"を歌ってみよう!」
という気持ちになり、勉強したのだった。
* * * * *
悲しいことや、辛いこと、大きな病気などを経験した人ほど、
優しい笑顔を持っていたり、優しさを惜しまず与えてくれたりする。
その笑顔がどんな経験から培われて優しくなったのかは、
ごく親しい人にしかわからない。
桐生さんの写真や文章からは、
どこか暖かい愛情のようなものを感じるが、それは私が、
大病を患われたという話を聞いたことがあるからだろうか…☆
愛情こめられて育った『極楽トンボのノルウェー紀行』が、
より多くの人々に愛されてくれたらいいな、と心から想う。
左:写真を撮影して下さった映像作家・文筆家の竹浪明さん
竹浪明さんWebsite http://takenamiakira.jp/
歌劇『ペールギュント』より"ソルヴェイグの歌"
冬が過ぎ、夏が過ぎ、そして一年は去っていく。
けれども、あなたはきっと私の元へ帰るでしょう、
私にはわかっています。だって、約束したのだから。
神は、助けてくださいます。
あなたがまだ陽の光を見ているのなら、
神は、祝福して下さいます。
あなたが神に、ひざまづくのなら・・・
私はここで、あなたの帰りを待っています。
でも、あなたが神のもとへいくのなら、
私はそこで、会いましょう。そう、会いましょう
Photo:AkiraTakenami
(2011年02月23日) | Twitterでつぶやく |
コメント一覧
素晴らしいパーティでしたね!
それにしても、桐生さんのお写真は素晴らしいものでした。
竹浪さんの作品もそうですが、カメラはただのレンズ付き機械ではないなと痛感しました。
私が撮ったお写真はまさに竹浪さんのカメラそのものなのに竹浪さんのようにいかないですね!!
温かく、楽しかった出版パーティー
初恵さんの歌と桐生さんとのダンスで
いっそう盛り上がりました♪
桐生さん、初惠さんに手を引かれて嬉しそうでしたね☆
お撮りした写真、アップしてくださって嬉しいです。
未来中年さん、コメントありがとうございました!スパスィーバ♪
そうですね、桐生さんが撮影された写真の風景はどこか優しくて懐かしい感じがしますね! 竹浪さんのお写真は、生命が宿っているような感じがします☆撮っていただいた私は幸せ者ですね!! 未来中年さん、皆さまでパチリして下さってありがとうございました☆
竹浪さん、コメントありがとうございました!Grazie mille♪
暖かいお客様に囲まれての出版パーティー、
幸せそうな桐生さんがとても印象的でした。
桐生さんとのダンス、大成功♪♪♪
このConcert便りに素敵な写真がいっぱいあるのも、竹浪さんがフリーのお時間にご持参のカメラで撮影してくれたからこそ☆
私の息遣いがいっぱいのお写真を、本当にありがとうございました♪