グレゴリー・セドフリサイタルへのゲスト出演♪
2010年6月21日の夕べ♪
新しくリニューアルしたばかりの素敵なホール
銀座「YAMAHAホール」では、
ひばりのさえずりのような軽やかで優美な
ピッコロバイオリンの調べが響いていました。
あれは4年前。ロシアから一時帰国した私を
ウクライナ文化協会の会長さんが
あるコンサートにお誘いくださいました。
それがセドフさんのリサイタルでした。
その時から、セドフさんとの共演に憧れ・・・
そしてその憧れが、
6月21日の今日、実現してしまったのでした☆
写真提供:K&A
写真提供:K&A
NASAが研究したとも言われるピッコロバイオリン。
物理学者の女性が生みだし、世界でも操れる奏者は
わずかというとても不思議な楽器♪
ソプラノの声のような、ひばりのさえずりのような
高音ながらも優美な色をだしている。
このコンサートは、
ロシア文化フェスティバルの公式プログラム☆
ロシア文化フェスティバルへの出演は
昨年に続いて2回目となり、
ロシアで学んできた私にとっては
本当に光栄で幸せな機会となりました。
ピアニストは斎藤雅広さん☆
今回のコンサートでセドフさんと斎藤さんと
ご一緒させていただいた曲は
ラフマニノフのロシア歌曲より
『歌うな、美しい人よ、私の前で』
演奏直前の緊張感。 写真提供:K&A
そして、アリャビエフ作曲の
コロラトゥーラソプラノのため書かれたような
高音がならぶその名も『夜鶯』
の2曲を演奏させていただきました。
“夜鶯”は、ソプラノ特有の技巧が要求される
とても難しい曲!ラストで伸ばす音はES(高いミ♭の音)。
この曲は2回目の演奏でしたが、苦手意識いっぱいだった私。
けれど、セドフさんの情熱的、官能的な美しいバイオリンと
斎藤さんのロマンチックなピアノの響きの中で
コンサート当日は無事に成功♪
演奏直後に“ブラボー!!!”の声もいただき、
若輩者の私としては、嬉しくて嬉しくて、
とてもホッとしてしまいました☆ミ
またいつか、さらに成熟した私の音楽が、
セドフさんのピッコロバイオリンと
共演させていただけたら・・・
そう願いながら、自分磨きに励みたいと思います♪
セドフさん、斎藤さん、
プロデューサーの川島佳子さん、
そして、スタッフの皆さま、YAMAHAのスタッフの皆さま、
ロシア文化フェスティバルスタッフの皆さま、
当日お手伝いにかけつけて下さった桐生達夫さん、
渡邊浩二さん、いつも応援してくれている親愛なる皆さんに
心からの感謝をこめまして ・・・ ♪
Soprano♪中村初恵
(2010年07月07日) | Twitterでつぶやく |
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