お洒落にクラシック @ 長谷戸社会教育館
2009年7月24日金曜日の夜♪
恵比寿駅より徒歩7分ほどの場所にある長谷戸社会教育館にて
「おしゃれにクラシック♪」コンサートが開催されました。
長い歴史をもつこのコンサートは、1983年以来続いており、75回目☆
音楽事務所である「プラネット・ワイ」さんにお声をかけていただき、
作曲家でフル-ティストのみつとみ俊郎さんと共演させていただきました♪
初めてお目にかかったみつとみさんは、とっても魅力的な方でした。
たくさんのご著書もあり、受験の長文読解に使われたこともあるとか!
面白いご経験談が面白くて、もっともっと伺いたかった私です。
今回のコンサートでは、
みつとみさんが指揮をされているアンサンブル「flumus」の
コンサートへゲスト出演をさせていただきました。
プログラムはみつとみさんからご提案くださり、
楽しみに挑戦させていただきました。
今までに勉強したことのある曲が色鮮やかにとても素敵にアレンジされ、
初めて歌うかのような緊張感を感じました。
そして、みつとみさんが作曲された「おきざりにされた愛」という曲は
内容も音楽も難しくありましたが、
フルートが旋律であることをイメージして書かれたというみつとみさんの
お話通り、楽器の音色が奏でるハーモニーが美しくて、
本番での演奏は心がぐーっと入っている私がいました。
プログラムの
ガーシュインの”S'wonderful / スワンダフル”は演奏初体験でした♪
楽器の奏でるリズムとジャズっぽい雰囲気のある歌☆
最近ロシア歌曲を歌うことが多かった私ですが、
実はPOPな曲やノリのいい曲も大好き♪英語で書かれた曲は得意なのです。
この日は、思わず踊りながら演奏してしまい、
曲のラストでは、飛び跳ねながらクルッとひと回り♪
プラグラム最後では、レハールのオペレッタ「メリーウィドー」より
”メリーウィドーワルツ”を演奏させていただきました。
この曲はオペレッタを代表するとっても有名なワルツ♪
数年前、ハンガリーと日本の交流事業の一環で、
日本オペレッタ協会によるブダペストでの公演に参加したとき、
満員の会場でワルツを踊ったときの緊張感を久しぶりに思いだしました。
レハールはハンガリー出身の大作曲家。
そして、ハンガリーはウィーンと同じくオペレッタの本場。
オペレッタは大人気で、数日間続いたオペレッタ協会のハンガリー公演でも
観客は拍手の嵐。スタンディングオヴェ‐ションに私自身が感動した記憶も蘇りました。
あの時は、主役の先生方にひたすら憧れて、
ドジな私は演出家の先生に怒られてばかり。笑
みんなに合わせる演技が苦手だったのですね ・・・ とは言い訳です(^‐^;
本当はダニロという男性がハンナちゃんという女性に愛を語るこの曲。
今回のコンサートでは、残念ながら一人ぼっちなハンナちゃんでしたが、
ダニロくん役もハンナちゃん役も、私らしく演奏させていただきました。
アンサンブルの皆様の軽妙なワルツの間奏が入ると、
やはりワルツを踊らずにはいられない気持ちになります。
舞台は大きくはありませんでしたが、
アンサンブルのお邪魔にならないように...と考えながらも
一人ワルツを踊らせていただいた私でした♪
今回なにより感じたこと。
それは、愛され続けてきた音楽には理由があるということでした。
シューベルトの子守歌☆ミ
母親の胸の中で心地よく揺れている様子を表わしているそのリズムに
多くのお客様が身体を子守歌に合わせて揺らして聴いて下さっていました。
アンコールではこの曲を日本語で歌いながら、
赤ちゃんを抱いて歌う母の姿を見たような気がしました。
もしも私に子どもが生まれたら、やはりこの子守歌を歌うでしょう。
" ppp "なちっちゃなささやき声で歌わなくちゃ♪笑
コンサートにおいで下さった渋谷区にお住いの、在勤の皆さま、
本当にありがとうございました。
私が終演後に皆さまをお見送りすると、
若い方やお子様もいらっしゃいましたね☆
とても幸せに思いました。
そして、手を握りしめて涙して下さったお二人の女性や
韓国から来ていますと握手してくださった女性。
「私の旧姓があなたと同じなの♪」と喜んでお話下さった女性、
「楽しかった~!」と喜んでくれた小さな男の子と女の子。
皆さま、本当にありがとうございました☆
みつとみ俊郎さん、flumusの皆さま、
ステージマネージャーをしてくださった中村さん、
とても暖かくご指導下さるプラネット・ワイの酒井社長、八木さん
長谷戸社会教育館の皆様にも感謝をこめまして☆ミ
Soprano♪中村初恵
(2009年08月13日) | Twitterでつぶやく |
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