銀座十字屋コンサート
銀座十字屋 新年初笑いコンサート♪
遅ればせながら、
「新年初笑いコンサート」 in 銀座十字屋ホール コンサート便りをお届けします♪
新年1月16日(金)に出演させていただきましたこのコンサート。
よく存じていた銀座にあるハープサロン☆
ハープサロンの上にある100名様ほどご入場いただけるホールでの
コンサートには、私の叔父である落語家「桂扇生」の推薦を受け、
出演させていただくことが決まった。
叔父との共演!?は初めてのこと。
なんとも言えない嬉しさと緊張を感じてしまう。
出演者は、やはり落語家の桂ひなたろうさん、そして桂扇生さん、
私と演奏したピアニスト木戸俊輔くん、そして私の4人だった。
平日の昼間のコンサートだっただけに、お客様が集まるのかな、なんて
心配もしていたのだが ...
当日は会場が満員になるほどのお客様がおいで下さった。
舞台の進行をしてくださる司会は、マダム中村☆
マダムは十字屋の社長でもあり、アナウンサーだったお嬢様を持つ
上品で素敵な女性だった。
マダム中村社長の司会と共にコンサートは
落語モードに♪
その日は「初笑い」コンサート。会場は、みるみる内に笑いの渦に包まれる。
舞台裏でこっそり耳を傾けていた私も、思わず笑ってしまう。
人を笑わせる職業、落語家。最近では若い人々にお笑いが流行だが、
実は私もお笑い、ユーモアが大好き!
落語家の皆さまは、古典的な表現を使いながらも、社会風刺などを
交えて言葉巧みに場を笑わせる。
秘かにうなずき、笑いながら勉強までさせてもらった私だった。
舞台裏で叔父がいった。
「声楽の人達は発声練習を長くやるねぇ、そんなに声を出して枯れないのかい?」
落語家の人もかなりの声を使うようで、確かに声がれはつきものだろう。
... 発声をみてあげたい 。。。 そう勝手に思った。笑
笑いの後に、クラシックの演奏。
大笑いをしてお客様のお腹が満腹になった頃に
歌を歌うこと、全く異なる空間を作ることは、実はなかなか難しい。
私たちのプログラムは決まっているので、
雰囲気をみて自分の意志だけで何かを変更することが、
簡単にはできにくいのだ。
ピアニストの木戸俊輔くんも私も、少し緊張しながら、
けれど新年の初演奏を楽しみながら、演奏をさせていただいた。
時間が経つにつれ、お客様が私たちの演奏を感じてくれるように
なっていくのがわかる。この瞬間は演奏家にとって、大きなエネルギーとなり、
演奏もより自由になる。
そして、そのエネルギーをお客様と演奏者が交換できたなら ...
・・・その空気が、何とも表現し得ないひとつの空間を作り出してくれるように想う。
コンサートで忘れてはいけないのが、スタッフの存在だ。
スタッフの皆さまが様々に気を遣ってくださり、
穏やかな気持ちで演奏に集中することができる。
マダム中村社長をはじめ、今回も多くのスタッフが
コンサートのために、私たち演奏者のために
熱心に頑張って下さった☆
皆さま、本当にありがとうございました!
不景気、不幸な事故、なかなか辛いニュースばかりを
耳にすることが多いが、
お客様にとりまして、改めて笑いの多い一年に
なることをお祈りしています♪
また、私を支えて下さっている皆さま、
世界中の友達にとっても、
笑い多い一年になりますように!!!
感謝と願いをこめまして ... ☆ 初恵♪Soprano
(2009年03月01日) | Twitterでつぶやく |
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