虎ノ門交響楽団@御成門中学校♪
7月10日(木)、御成門中学校の体育館にて、
長い歴史を持つオーケストラ虎ノ門交響楽団(アマチュア)による
「身近な街のコンサート」が開催されました♪
私は、ナレーション、そして、歌劇「ペールギュント」の中の
登場人物である女性"ソルヴェイグ"の歌を演奏させて頂きました。
photo:港区の子供課よりいただきました
photo:TatsuoKiryu@Norway
愛する人をずっと待ち続けていた女性「ソルヴェイグ」。
何十年の時を経てソルヴェイグの元に戻った恋人、ペール。
ペールはすでに老い、死を間近にしてソルヴェイグの元に帰ります。
そして、ソルヴェイグの腕の中で、彼女の優しい歌を聴きながら、息絶えるのです。
http://www.myspace.com/hatsueart
(上記をクリックして頂くとご試聴頂けます。2曲目「ソルヴェイグの歌」)
なんとも、哀しくて、切ない、お話「ペール ギュント」。
人間の性や、人生が運命に翻弄される様が、オーケストラの音楽や歌によって
美しく、時に軽快に、優しく、描かれていることを感じました。
「ソルヴェイグの歌」を演奏させていただく機会は今までもありましたが、
今回は、ノルウェー語に初挑戦!!!
ドイツ語で演奏されることが一般的なこの曲ですが、
ノルウェー語で歌うことで引きだされる美しさ、力強さ、温もり、優しさ
を、心が震えるくらいに感じました☆
もちろん曲自体がとても美しいのですが、それはドイツ語で歌っていた時には
感じられなかったものでした。
他の言語で歌うときの表現とは、やはり異なるものなのかも知れませんね。
「ノルウェー語で歌われるために書かれた曲なのだな」なんて、
思わず、ノルウェー語をちょこっと知ったような気持ちになってしまいました。(苦笑です)
photo:港区子ども課よりいただきました。
私の出番は最後の最後、それまでは、ナレーションだったのですが...、
ナレーションではちょこっとハプニングもあり、オーケストラの皆様にご心配を
かけてしまったかも知れません。 反省です。
演奏を無事に終え、楽屋に戻って帰る仕度をしていると...、
コンサートを聴いていた一人の中学生の子が、遊びに来てくれました。
音楽をお勉強されているとのこと、何か懐かしくもあり、
とても嬉しくなって、「頑張って!!」と大声援を送ってしまいました♪
中学生の皆さん、未来に大きく羽ばたいて下さいね!!
虎ノ門オーケストラの皆様、お声をおかけ下さった染矢様ご夫妻、
御成門中学校の先生方、PTAの皆さまに心からの感謝をこめまして♪
Soprano♪中村初惠
「ソルヴェイグの歌」 歌詞
冬が過ぎ、夏が過ぎ、そして一年は去っていく。
けれども、あなたはきっと私の元へ帰るでしょう、
私にはわかっています。だって、約束したのだから。
神は、助けてくださいます。
あなたがまだ陽の光を見ているのなら、
神は、祝福して下さいます。
あなたが神に、ひざまづくのなら・・・
私はここで、あなたの帰りを待っています。
でも、あなたが神のもとへいくのなら、
私はそこで、会いましょう。そう、会いましょう。
photo:港区子ども課よりいただきました。素敵な写真をありがとうございました。
(2008年07月26日) | Twitterでつぶやく |
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