ブルーアイランド版/笛五郎の結婚
5月25日~27日、東京FMホールにて
東京室内歌劇場主催“フィガロの結婚”に出演させていただきました。
指揮・演出は青島広志先生。ブルーアイランド版と呼ばれるオリジナル作品で、
その名も「笛 五郎の結婚」。好評につき再演となったそうです。
舞台は、再演の方々が大半で、大先輩の出演者に囲まれての稽古場に、
私は右往左往してばかりでしたが、
3日間の舞台を無事に終えることができて、心から喜んでいます。
「花娘/コメディー」と伺って、何も知らずにお引き受けした私でしたが、
今回の舞台で社、花娘は華道部員、新入社員の設定で
花娘の2重唱を、「シンクロナイズドスイミング」のイメージで歌うことに・・・。
その上、水着での演奏とのお話になり、戸惑い過ぎるほど戸惑いましたが、
本番は、"体育会系競泳水着"のイメージで舞台に立ちました☆
おいで下さったみなさま、一生に一度の晴れ(!?)舞台をご覧下さいまして、
本当にありがとうございました。
お客様の笑い声に、本当に救っていただきました。
温かくお見守り下さいましたことを、心から感謝申し上げます♪
稽古中には、アンダースタディーとしてスザンナの勉強をさせて頂きました♪
「アンダースタディー」・・・劇場では、
稽古で本役の方がいらっしゃらない時に、
アンダー(カヴァー)として勉強する控えがいるのです。
スザンナは、過去に数回勉強させていただいたことがあり、大好きな役ですが
今回は、私が学生時代の先生方もいらして、緊張の連続でした☆
でも、笛五郎の役をされた福出さんや、
伯爵役をされた小島さん、そして杉野さん、
マルチェリーナ役をされた三津山さんなど、
素敵なお声の皆様の中で歌うことができて、とても幸せでした。
本役で演奏された里中さんや赤星さんの素敵なスザンナに、
先輩方を目指してガンバルゾ!!...と感じていました。
本番の時に驚いたのが、とにかく楽屋が賑やかなことでした!
最近では歌曲を歌う機会の多い私は、発声や曲のイメージなどなどに
集中していることが大半なのですが、楽屋がとっても賑やかで、
活気と熱気に溢れていました。
また...、今回は、ナント! 舞台転換(小道具などを設置する)
をすることとなり、本番当日に必要な舞台転換のご指示があり、
私の頭の中は大大大混乱(T-T)。。。
舞台裏では、演出補の澤田先生に怒られっぱなし、緊張しっ放しの私でした♪
色々あった今回の舞台でしたが、本番の3日間を終え、
華道部とももうお別れ。。。 嬉しいような、寂しいような、
不思議な気持ちがしています。
お客様の笑い声と共に、舞台の幕が閉じられたことに
心からの感謝をこめまして...
そして、またいつか皆様にお目にかかれる日があることを願って...
Soprano♪中村初惠
(2008年05月28日) | Twitterでつぶやく |
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