☆クリスマスイヴの教会にて☆
いよいよ今年もあと僅か、新たな年2008年がやって参りますね。
12月24日クリスマスイヴ、
それは、イエス・キリストが生まれたと言われる聖夜☆
「光のオルガン」との出会い、それはルーテル池袋教会との
出会いでもありました。
5年前のちょうどこの日、イヴ礼拝での演奏をさせて頂いたことが
きっかけで、それから5年間、奏楽をさせて頂いています。
宗教を持たない私が、クリスマスイヴの教会で演奏させて頂く貴重な時間。
イヴに教会で演奏をさせて頂けると同時に、
毎年この時間は、教会の皆様と共に過ごせさせて頂く時間、
そして、立山忠浩牧師先生のお説教を聞きながら、
その年一年に想いを馳せるとても大切な機会でもありました。
私が演奏させて頂いた曲は2曲、そして賛美歌でした☆
バッハ / カンタータ208番より9番のソプラノアリア
「羊は安らかに草を食み」 リコーダー:比田井裕 ・ 直島淳太
ヘンデル/ メサイヤより「シオンの娘よ、大いに喜べ」
ヴァイオリン:松永真理子
オルガンは教会のオルガニスト:深井李々子さんによる演奏でした。
賛美歌は皆様と賛美させていただき、
教会の中に皆さんの歌声が優しい響きとなって広がりました☆
本番とはいつでもハプニングがあるもの、
反省は次の演奏に活かしたいと思っていますが、
やはり24日イヴの日に教会で演奏させて頂いたことを
何よりとても幸せに、感謝しています。
もしかすると少し偏ったことを書いてしまうのかもしれませんが、
私が感じたことをちょっとだけ書いてみようと思います。
* * *
毎年、そして今年も
天災、人災、紛争、人種差別、温暖化... など
ニュースや新聞では毎日のように世界中での
たくさんの悲しい出来事が聞こえてきました。
この一年、自分は何をできたのかしら・・・、心の中の願いとは裏腹に、
できることは少なく、私自身の未熟さに日々気づきながら、
何だか切なく感じます。
けれど、混沌としたその世界で、
同時に生まれる多くの喜び、新しい命、淡い光のように輝く希望。
牧師先生がこのようなお話に触れられていらっしゃいました。
(演奏間近だったので、多少変化していますが、失礼します)
アメリカで放送されていた 「 7時のニュース 」 についてです。
私はまだ生まれておらず知りませんでしたが、
ベトナム戦争などの困難な時代の中で
「7時のニュース」のバックに
ポール・サイモンとアート・ガーファンクルの「聖しこの夜」
が流れていたこと。 そしてその音楽の意味・・・。
また、キリストは夜に生まれ、聖書にもたくさんの「夜」がでてくること。。。
闇、それはきっと、私達の多くの悲しみや暗い出来事の
象徴であるのかも知れないけれども、
闇の中には必ず光が現れ、その光もまた本当に存在し、そして、その光は闇を照らし、
私達の心をも照らしてくれているのではないかということ・・・
・・そんな先生のお話や言葉を聞きながら、
私はこの世に生まれてくる命のことを考えました。
困難な時代や状況にあっても、この世に生まれてくる生命。
全ての生命、そして私達全ての人に与えられているその命も、
きっと淡く、時に強く優しく輝く光なのだろうなぁ、そう感じました。
2007年12月24日、今年のイヴの夜は満月でした♪
満月の周りには、『月の輪』が出来ていました。
大きく柔らかい光が、地上を優しく照らしていました。
新しい一年も、
皆様にとりまして笑顔と音楽溢れる年となりますように♪
心からの祈りと感謝をこめまして・・・ Soprano♪中村初惠
* 24日教会入り口での献金は、
全てアジア・アフリカなどの海外支援活動のために送金されるそうです☆
(2007年12月25日) | Twitterでつぶやく |