WNS主催『Ｔシャツアート展～子供たちに暴力のない社会を～』<br />チャリティコンサート

2006年７月11日～７月15日まで開催のイベント『Ｔシャツアート展～子供たちに暴力のない社会を～』の一環として開催されたチャリティｰコンサートに出演させて頂きました。

「ウィメンズ・ネット・サポート」が初めて開催した6日間に亘る『Ｔシャツアート展』。
日本財団の後援により、日本財団のロビーで行われた。全国からアーティスト達を募り、Ｔシャツをデザイン。「子供に暴力がない未来」を考えながら、そのＴシャツの利益を募金として活用するという社会的にも大きなメッセージ性を持つイベントで、朝日新聞などの新聞やＮＨＫなどのテレビでもイベントの紹介が伝えられました。

沢山の素敵なＴシャツが展示され、テレビや新聞などの反響も大きく、コンサート当日も多くの方々が訪れていらっしゃいました。

私はその一環として行われたチャリティーコンサートに出演させて頂きました☆ﾐ

日本財団のロビーにて、お昼12：10～12：50の40分。ピアニストは中村直樹さんにお願いしました。中村直樹さんとは３年半ぶりの共演。お忙しい中、快くお引き受け下さいました♪

コンサートは忙しい平日のお昼時。お客様が来てくださいます様に！…とお祈りしながら、コンサート会場へ降りてみると．．．沢山のお客様！！皆さんお仕事中のお忙しいお昼休みに足をお運び下さったことに、本当に感激いたしました。少々のハプニングもありましたが、演奏後に皆様からとても温かいお言葉を頂きました。ありがとうございました。

演奏曲は、ポピュラーなクラシック曲～日本歌曲、ミュージカルまで、盛り沢山な内容となりました！☆

1．夢路より（フォスター）
2．約束（ロッシーニ）
3．オペラ「ジャンニ・スキッキ」より“私の愛しいお父様”（プッチ－ニ）
4．夏の思いで（中田喜直）　
5．ふるさと（岡野貞一）　
6．リラの花（ラフマニノフ）
7．「パガニーニの主題による狂想詩」よりソプラノの為の＜ヴォカリーズ＞（ラフマニノフ）
8．子守唄メドレー（シューベルトの子守歌～ブラームスの子守歌～B・フリース作曲：モーツァルトの子守歌）　　　
9．「オズの魔法使い」より“虹の彼方”　
10．「マイ・フェア・レディ」より“踊り明かそう”　

演奏途中の8番目より、イベントのために作られたＴシャツをドレスの上より身に着け、子供達の幸せを願いながら演奏しました。Tシャツには、「大人の手と子供の手」がさりげなく描かれているデザイン☆ﾐ

演奏会終了後には、Tシャツを買って下さる方や、入り口に設置されている募金箱にも多くの募金が集まったようです♪

私は、学生時代からのボランティア演奏活動や、戦争や災害に苦しんでいる人へのチャリティｰコンサートなどに積極的に企画、参加をしてきました。けれども、今回のドメスティック・バイオレンスのことを深く知っているわけではありませんでした。
ただ、いつも、子供が未来に希望を持って、夢を持って生きられるような社会がさらに広がってくれることを、また、大人も悩みや心の病を恥ずかしい気持ちなく、気軽に相談できるような社会になっていくことを、心からお祈りしています。芸術が、メッセージを伝えたり、何かの形で社会の役に立てること、そして人と人との心を繋げる可能性を持っていること．．．、音楽を学び演奏する者として、とても幸せな機会を頂いたと感じています。

WNSの中山洋子様を始め、お世話になりました皆様本当にありがとうございました。また、会場設営やコンサート当日など、お世話になりました日本財団の皆様、そして、このイベントに私を推薦して下さいました

新日本フィルハーモニー交響楽団チーフ・プロデューサーの小々馬慶太さんにも感謝を込めまして．．．☆ﾐ

＜終演後、Tシャツをデザインされた竹浪さん(左)と私、そしてピアニストの中村さん＞
　